平成26年度末時点で代表的な価格一覧は以下のとおりとなっています。メーカによってはより細かい見積書もありますし、出精値引きという形で総額に対して一括値引きすることもありますので、あくまでも参考程度にとらえていただければと思います。
4.0kW 単結晶シリコンシステム一式
【太陽光電池モジュール】1枚あたり160〜250W程度の出力の出るパネルが多いです
30,000円 × 20枚 = 600,000円
【パワーコンディショナー】一括方式とマルチストリング方式の2種類があります。キリの良い枚数で同一方向向きに設置する場合は一括方式を、西向きと東向きに設置する場合や雪国等陰が頻繁にかかる場合はマルチストリング方式を選択したほうが良いと考えます。
一括方式 150,000円
マルチストリング方式 200,000円(接続箱、昇圧ユニット込み)
【接続箱】
昇圧ユニットなし 30,000 円
昇圧ユニットあり 50,000 円
【架台】屋根材や屋根の形状によって異なります
100,000円
【配線ケーブル】
10,000円
工事費
【パネル設置工事】足場が必要な場合は別途費用が発生します
100,000 〜 150,000円
【電気工事】
100,000 〜 150,000円
オプション等
【モニター】カラー液晶モニタでは10万円程度するものもあります
50,000円 〜 100,000 円
【電力量計(売電メーター)】通常設置するアナログ方式の値段です
20,000円
その他
【手続き費用】国への認定申請費用、電力会社への系統連携手続き費用、自然災害補償料 等
30,000円
4.0kWのシステムであれば、総額130 〜 140万円程度であれば納得できる水準にあると思いますが、頑張ればkWあたり30万円も切れる時代になっています。
大規模に導入すれば単価は下がりますし、価格競争が少ない田舎では、全体的に値引き幅が低く価格交渉が難しい傾向にあります。少しでも安く設置するためには、なるべく多くの相見積もりが必要となりますので、地場のメーカや販売店を回って相見積もりを取るのも手ですし、一括見積もりサイトを活用して、簡単に早く沢山の見積もりを得るのも良い方法だと考えます。