めいほうスキー場は、全16コースで構成され、最長滑走距離は5000mを誇り、ゲレンデベースは初心者コース、トップエリアは上級者コースとエリアによって比較的斜度がすみ分けられた西日本でも最大級のスキー場です。
特筆すべきはゲレンデ最上部からの絶景ですが、正面には御嶽山、北に目を移すと北アルプスが一望でき、晴れた日のゲレンデトップは記念撮影するスノーボーダー・スキーヤーで賑わっています。
比較的リフトの輸送能力は低いですが、ワイドなコース幅やコースのバラエティに富んでおり、スキー場へのアクセス道路も比較的平坦なため、雪道の運転に慣れていない方や家族連れに人気のスキー場となっています。
目次
めいほうスキー場の通常料金
ゲレンデ購入価格
大人 | 小人 | シニア ・中高生 |
備考 | |
---|---|---|---|---|
1日券 | 4,500円 | 2,500円 | 3,500円 | |
午後券 | 3,600円 | |||
回数券(1回) | 400円 | |||
回数券(10回) | 3,500円 |
シーズンパス
大人 | シニア | 備考 | |
---|---|---|---|
平日シーズン | 27,000円 | 21,000円 | |
全日シーズン | 54,000円 | 43,000円 |
めいほうスキー場の割引情報
めいほうスキー場は、複数回の来場で無料となるサービスがありません。
平日のみ来場される方は公式サイトから入手できるWEBクーポンを利用することにより1日券が4,500円→3,500円、食事・温泉割引付き券が5,700→4,500円で利用することが可能です(2016-2017シーズン)。この割引額を基準に、より安く行ける方法を紹介します。
スノーボードの展示会
スノーボードの展示会では、各スキー場のブースが設けられ抽選会を行うことがよくあります。ここでリフト1日券や半額券が当たることがありますので、家の近くで無料の展示会があるのであれば、是非足を運んでみてください。
実はこの展示会、抽選はあくまでもおまけ程度であり、リフト券販売ブースで早割リフト券を購入するというのが本来の目的となります。ここで販売される早割リフト券は、原則シーズン前にコンビニで販売される早割リフト券と同じ値段で販売されることが多いのですが、会場により目玉商品を用意することもあり、特別価格で販売されることもありますので、選択肢としては最優先したいところです。
参考販売価格
3,000円(リフト1日券)
3,200円(めいほう&ジャム勝山共通1日券)
コンビニ早割リフト券
近くでスノーボードの展示会が開催されない場合、次の選択肢として有効なのがコンビニの早割リフト券の購入です。展示会場より少し割高であり、販売期間は12月9日までとなります(2016-2017シーズン)。どこのコンビニでも同じ価格に設定されることが多いです。
参考販売価格
3,200円(リフト1日券/10月販売)
3,300円(リフト1日券/11月販売)
3,400円(リフト1日券/12月販売)
コンビニリフト券
シーズンに入ってからのコンビニリフト券は、公式サイトの割引と同様、土日祝の割引はわずかなものとなります。少しでも安く行くにはヤフオクの利用等を検討するしかありません。
参考販売価格
平日 4,500円(リフト1日券+食事券1,000円)
土日祝 5,000円(リフト1日券+食事券1,000円)
※2016-2017シーズンの価格は判明次第ご案内します
ヤフオク
展示会などで入手した割引券がヤフオクに出品されることがあります。シーズン終盤になると、コンビニ早割リフト券も含め定価の半額以下の価格で出品されることもあるため、日頃ヤフオクを利用される方はこまめにチェックされることをお勧めします。
参考販売価格 2,000〜3,000円
めいほうスキー場のおすすめ情報
初級者におすすめのバーン
第1・2ゲレンデ
ゲレンデベースから中腹まで輸送する第1クワッドリフトを利用すれば、そこから下は、第2から第1ゲレンデにアクセスが可能です。斜度が緩いところ、少しあるところが連続していますが、ワイドバーンが続く初心者には絶好の練習コースとなっています。
第1ゲレンデの下部は、センターハウスから見渡すこともでき、ほとんどフラットな斜面となっていますので、リフトの着脱方法やスケーティングなどを練習するには最適。
朝一番はきれいに圧雪されているコースであり、山頂からゲレンデベースまで一気に滑るのにも適したコースです。
出所:めいほうスキー場webサイト
中上級者におすすめのバーン
β1000
めいほうスキー場はゲレンデベースから山を見上げると左右2つのコースに分けられます。ゲレンデトップから5000mの滑走を楽しむことができる右側のコースに人気が集中していますが、中級者がガンガン滑りたいのであれば、人の少ない左側のコースがおすすめです。
その中でも、コースコンディションが比較的良くコース幅も適度にあるβ1000コースが特におすすめです。午前10時以降はリフト待ちを避ける中級者で賑わうコースとなっています。
出所:めいほうスキー場webサイト
降雪時におすすめのバーン
γ800
めいほうスキー場のゲレンデトップには、上級者も躊躇する2つのコブ斜面(γ900、γ800)があります。その中でもγ800はエリア随一の斜度を誇るため、多くの降雪が見込める場合はまずγ800を目指すこととなります。
ただ、このγ800は、馬の背気味のコースレイアウトであるため、強風時には雪が飛んでしまいますので、折角の新雪でもハードパックでコブの底付きがみられることも多いため、そんなときはγ900を目指すこととなります。
このγ900は雪が吹き溜まりやすいのが特徴ですが、少し斜度が緩めですので、スキーヤーには最適であっても、スノーボーダーには少し物足りなさを感じるかもしれません。
また、めいほうスキー場は、奥美濃エリアでも少し内陸部に位置しているため、ウイングヒルズや高鷲スノーパークに比べ積雪量は少なめであり、これらスキー場に比べて半分以下の積雪量ということもざらです。
新雪滑走を確実に楽しみたいのであれば、風の弱いドカ雪の日はめいほうスキー場のγ800を、風が強かったり積雪量が少なめの日は、高鷲スノーパークやウイングヒルズを攻めることをおすすめします。
出所:めいほうスキー場webサイト
めいほうスキー場へのアクセス方法
東海北陸自動車道を利用し、郡上八幡ICから40分程度でめいほうスキー場に到着します。高速を降りてから少し距離はありますが、道路は比較的平坦であるため、雪道に慣れていない方でもアクセスがしやすいスキー場となっています。
出所:めいほうスキー場webサイト
めいほうスキー場の駐車場事情
奥美濃エリア全般に言えるのですが、めいほうスキー場の駐車場も1日1,000円となります。駐車場は3500台収容可能ですが、ゲレンデベースから段々畑のように標高差が多少ありますので、リフトに近くの良い場所に停めるには、早朝早くに到着するか、午後券利用を想定した到着がおすすめです。
※平日は12時~、土日祝は13時~ 駐車料金が無料となります。
まとめ
最長滑走距離は5000mとビックスケールであり、エリア随一の晴天率が人気のめいほうスキー場ですが、逆を返すと積雪量がエリア内では比較的少なく、パウダーを狙うには天気予報と相談することが必須のスキー場です。
緩斜面でも比較的斜度がありますので、初心者にとっては最適のスキー場ですし、年に1~2回は極上のパウダーディがありますので、奥美濃エリアを中心に考えている方は、早割リフト券を1~2枚購入してはいかがでしょうか。
めいほうスキー場
〒501-4304 岐阜県郡上市明宝奥住水沢上3447-1
TEL 0575-87-2811