AIG、富士生命保険をFWDグループに譲渡、加入者への影響は?

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Alexas_Fotos / Pixabay

平成28年11月15日、AIGは富士生命保険の全株式をFWDグループに譲渡(売却)することに合意し、日本における生命保険事業から撤退するとのプレスリリースがありました。これにより、既加入者等への影響はあるのでしょうか。

AIG富士生命と言えば、「がんベスト・ゴールド」という位、2014年6月まで販売され、当時非常に人気が高かったがん保険を取り扱う会社です。

今回の発表により、AIGが日本市場から完全に撤退するわけでなく、富士火災、 AIU 、アメリカンホームなどを通じ、引き続き日本の損害保険市場に経営資源を集中して取り組んでいくようです。

発表文では「AIG富士生命の譲渡は、今年これまでに取り組んできた戦略の一環であり、顧客に多大な価値を提供し得る一定の事業規模および高い専門性を有している地域・事業領域への集中化を図ることで、より効率性の高い保険会社へと変容させていくことにつながる」と説明しているとおり、トランプ大統領によるTPP撤退のニュースとは関連が無いものと思われます。

今回は、FWD グループに対しAIG富士生命の全株式を譲渡するということですので、既契約者の保障内容への影響はありません。

ただし、生命保険会社が破たんするケースによっては様々な影響の可能性がありますので、詳細を知りたい方は以下の記事をご参照下さい。

生命保険会社が破綻した場合、契約は守られるのか?
万が一の備えに対し、貯蓄に加え多くの方が加入している生命保険ですが、生命保険会社の株式譲渡や破綻が起こった場合、既契約者の契約内容は守られるのでしょうか。どのような仕組みで契約が守られ、どのような仕組みで改悪が起こるのか、少し掘り下げて解説します。

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